研究課題
基盤研究(C)
P53に対する核酸治療のphase I臨床試験が開心術および移植腎に対する作用をみる目的で行われた。この試験は2010年に終了し、詳細は不明であるが、良好な安全性が示されている。siRNA治療は現在は静脈投与であるが、経動脈投与に関しては明らかではない。経動脈的にカテーテルを用いて投与を行うことは、副作用を減少させる目的では有用である。このように、本研究では、p53に対するshRNAを経動脈的に投与を行い、尿細管障害を軽減し、腎機能改善するかどうかを検討した。
腎臓病学