アセタゾラミドおよびカナグリフロジンによる糖尿病性腎症発症抑制効果の検討

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26461233
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 腎臓内科学
• 研究機関: 熊本大学
• 研究代表者: 中山 裕史 熊本大学, 医学部附属病院, 講師 (00363531)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: acetazolamide / diabetic nephropathy

研究成果の概要

糖尿病マウスでは著明な血糖値の上昇およびクレアチニンクレアランス（Ccr）が増加しており、蛋白尿も大量に認められていた。糖尿病マウスでは、アセタゾラミド投与によりアルブミン尿抑制効果が認められた。またレニン活性の上昇の抑制とCcrの低下が認められ、tubuloglomerular feedbackの抑制解除を介した早期糖尿病性腎症の発症抑制効果が示唆された。

自由記述の分野

医歯薬学