2016 年度研究成果報告書

CKD進行、重症化過程および早期介入の標的分子としてのKlothoの意義

研究課題

研究課題/領域番号	26461243
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	基金
応募区分	一般
研究分野	腎臓内科学
研究機関	東京女子医科大学
研究代表者	土谷健東京女子医科大学, 医学部, 教授 (00246472)
研究期間 (年度)	2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード	慢性腎臓病 / Klotho / リン / 線維化
研究成果の概要	慢性腎臓病(CKD)が進行・悪化するのは、もともとの病気に関らず腎臓の実質部分の萎縮・線維化が重要な意義を持つと推定されている。従来、腎障害では、蛋白質制限食が指示されるが、この蛋白質のリン成分が組織障害性に働くと推測される。このリンを調節するKlotho蛋白質が腎臓に発見され、その働きの低下が腎障害をさらに悪化させ、今後治療対象となる可能性が示唆された。
自由記述の分野	腎臓内科