睡眠時無呼吸症候群における腎交感神経と高血圧のメカニズム解明

2017 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26461262
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 腎臓内科学
• 研究機関: 日本大学
• 研究代表者: 小山 彩世子 (オグラサヨコ) 日本大学, 医学部, 助教 (30618202)
• 連携研究者: 下澤 達雄 国際医療福祉大学, 医学部, 教授 (90231365)
• 研究協力者: Yeerbolati Alimila
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2018-03-31
• キーワード: 間欠的低酸素 / 食塩感受性高血圧 / NCC

研究成果の概要

間欠的低酸素は腎臓尿細管においてNCC(The thiazide-sensitive Na+-Cl－ cotransporter)の膜への移行を増加させ、食塩負荷によっても持続的に活性化していることが明らかとなった。そのほかの腎臓NaCl輸送体については検討したがNCCの様な変化は認められなかった。またHCTZ（サイアザイド）負荷試験においても間欠的低酸素ではNa排泄が亢進し、NCCが重要な役割を果たしている可能性が示唆された。

自由記述の分野

高血圧