研究課題
基盤研究(C)
本研究は、試験管内でアミロイドbの線維化を促進することを確認しているカゼイン、フィブロイン、セリシン、アクチンなどの食品あるいは化粧品由来のペプチドが、生体内でもアミロイドbの線維化を促進するかを検討することを目的としている。試験管内で線維化したカゼイン、アクチンの線維をモデルマウスの脳および腹腔内に接種し、接種1年後に解剖して脳へのアミロイドbの沈着程度を検討した。カゼイン線維を脳内に接種したマウスの一部では、脳血管にアミロイドbの沈着を認めた。
神経内科学