研究課題
基盤研究(C)
Cardiotoxin (CTX)による骨格筋損傷マウスモデルと炎症性ミオパチーの生検筋の筋再生過程におけるMSTNとActR IIBの発現を病理学的に検討し、臨床的意義を解明した。①マウスモデルの検討:CTX非投与の対照群では、MSTNとActR IIBは、Type 2の萎縮筋線維の筋細胞膜と筋細胞質に発現していた。CTX 筋損傷モデルでは、MSTN とActR IIBは、再生過程にある筋線維の内在核と筋細胞質に発現していた。再生筋線維に占めるMSTN陽性線維の割合は損傷後の時期を問わず42-49%であった。MSTNとActR共陽性の再生筋線維の割合が筋線維萎縮の予測に重要である。
臨床神経内科学