肝臓―膵β細胞間神経ネットワークの生理的意義の解明

2016 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 26461324
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 代謝学
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 今井 淳太 東北大学, 大学病院, 講師 (80431500)
• 研究期間 (年度): 2014-04-01 – 2017-03-31
• キーワード: 糖尿病 / 膵β細胞 / インスリン / 迷走神経

研究成果の概要

アセチルコリンや複数の迷走神経由来神経ペプチドを単離膵島に同時に作用させることで膵β細胞増殖が亢進することを見出した。この際に膵β細胞においてFoxＭ１経路が活性化していることを発見した。さらにこれらの変化は、遺伝子導入による肝臓ERK経路活性化によって肝臓ー膵β細胞間神経ネットワークを”ON”にした場合、あるいは神経ネットワークが活性化している肥満モデルマウスの膵島においても認められた。

自由記述の分野

代謝学