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2016 年度 研究成果報告書

環境因子の膵島遺伝子発現に対する影響の網羅的解析を基盤とした糖尿病発症機序の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26461352
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 代謝学
研究機関国立研究開発法人国立国際医療研究センター

研究代表者

南茂 隆生  国立研究開発法人国立国際医療研究センター, 代謝疾患研究部, 室長 (50594115)

連携研究者 安田 和基  国立国際医療研究センター研究所, 代謝疾患研究部, 部長 (80311611)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードエネルギー・糖代謝異常 / 2型糖尿病 / 膵島 / 環境因子 / エピゲノム / 代償メカニズム / インスリン分泌 / 動物実験
研究成果の概要

2型糖尿病において環境因子は重要であるが、病態に関与する分子機序は不明である。本研究では、自然発症2型糖尿病モデルマウス膵島を用い、RNA-Seqとcis調節活性を反映するH3K27ac ChIP-Seqデータを、環境因子の有無により比較した。糖尿病の発症と進展は多くの遺伝子の発現低下を伴っており、環境因子によって活性の低下するH3K27acと関連していた。これらcisエレメントには重要転写因子モチーフのエンリッチメントが認められ、膵β細胞機能異常との関連が窺われた。本研究により、環境因子による糖尿病発症機構にエピゲノム・遺伝子転写発現調節機構の破綻(不全)が寄与している可能性が示唆された。

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2018-03-22  

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