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2016 年度 研究成果報告書

母体の甲状腺機能低下による子の中枢神経系遺伝子のエピゲノム解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26461376
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 内分泌学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

橋本 貢士  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 寄附講座准教授 (30396642)

連携研究者 小川 佳宏  東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (70291424)
亀井 康冨  京都府立大学, 生命環境科学研究科, 教授 (70300829)
研究協力者 川堀 健一  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード甲状腺機能低下 / 妊娠期 / BDNF / 海馬 / 学習・認知能力低下 / 水迷路試験 / DNAメチル化 / DOHaD
研究成果の概要

妊娠期の母体の軽度甲状腺機能低下が、児の学習・認知能力低下をもたらすことが知られており、その分子機構の解明を試みた。妊娠2週間前より出産時までマウス母獣にチアマゾール(MMI)を投与し、その産仔(M群)と対照群(C群)を解析した。M群ではC群と比較して、生後70日において水迷路試験の潜時延長を認め、生後28日、70日において海馬におけるBrain-derived neurotrophic factor(BDNF)遺伝子(Bdnf)の発現が低下し、DNAメチル化が増加していた。妊娠期の母獣の軽度甲状腺機能低下が、DNAメチル化を介して仔の海馬における長期のBdnf発現低下をもたらすと考えられた。

自由記述の分野

内分泌学

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公開日: 2018-03-22  

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