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2016 年度 研究成果報告書

2型糖尿病関連遺伝子Kcnq1遺伝子領域が膵β細胞に及ぼす影響の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26461382
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 内分泌学
研究機関神戸大学

研究代表者

淺原 俊一郎  神戸大学, 医学研究科, 特命助教 (00570342)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード膵β細胞 / 2型糖尿病感受性遺伝子 / エピジェネティクス
研究成果の概要

日本人2型糖尿病患者を対象としたゲノムワイド関連解析によって、KCNQ1遺伝子の一塩基多型が糖尿病発症の有意な危険因子であることが報告されているが、KCNQ1遺伝子が2型糖尿病を発症させるメカニズムに関してはこれまで明らかにされていなかった。代表者は、KCNQ1遺伝子がインプリンティング遺伝子である点に注目した。マウスを用いた検討により、父親から引き継いだKcnq1遺伝子の変異は、インプリンティング制御に異常を起こすことによって、細胞周期抑制因子p57の発現量を増加させることが明らかとなった。p57は膵β細胞特異的に蓄積することによって、膵β細胞量を減少させ、2型糖尿病発症に至ると考えられた。

自由記述の分野

糖尿病学

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公開日: 2018-03-22  

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