研究課題
基盤研究(C)
JAK2/TET2の2重変異マウスは、JAK2単独変異マウスに較べ血球増加、脾腫の程度が大であり、TET2変異は骨髄増殖性腫瘍(MPN)の重症化に関与していた。競合連続移植実験では、2重変異造血幹細胞の自己複製能は野生型造血幹細胞より大であるもののTET2単独変異造血幹細胞より小さい。つまりTET2変異は「JAK2変異造血幹細胞の機能を強化しMPN発症を支持する役割」と「JAK2変異MPNを重症化させる役割」を有している。
血液内科学