研究課題
基盤研究(C)
シフトワーカーに大腸癌、前立腺癌や乳癌の発症率が優位に高いことや、癌細胞では時計遺伝子発現の異常などの報告がされ、2007年にサーカディアンリズム障害を伴う交替制勤務がWHOから発がんのリスク因子に挙げられた。ヒトの様々な疾患とサーカディアンリズムとの関連が注目されているが、白血病との関連についての解析はほとんどない。そこで白血病細胞株や白血病患者検体を用いた時計遺伝子の解析を行うことにより、その白血病発症と時計遺伝子との関連や時計遺伝子を標的とした新規治療法の開発に着手した。
血液内科