• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

ヒストンH3K27トリメチル化抑制を介した薬剤耐性獲得機構の解明と臨床応用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26461430
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関自治医科大学

研究代表者

菊池 次郎  自治医科大学, 医学部, 准教授 (60371035)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード造血器腫瘍 / 薬剤耐性 / エピジェネティクス
研究成果の概要

多発性骨髄腫細胞の薬剤耐性獲得に鍵となるヒストンH3の27番目のリジンへのメチル化抑制を介した機構の解明を進めた。その結果、骨髄腫細胞ではストローマ細胞との接着時、PI3K/Akt/IGF-1Rキナーゼ経路の活性化によりヒストンメチル化酵素EZH2がリン酸化されて不活性化、遺伝子発現抑制に働くヒストン修飾であるH3K27のメチル化が抑制された結果、抗アポトーシスに働くBcl-2、IGF-1などの発現が亢進することにより耐性を獲得する機序を明らかにした。

自由記述の分野

医歯薬学

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi