研究課題/領域番号 |
26461436
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 京都薬科大学 |
研究代表者 |
芦原 英司 京都薬科大学, 薬学部, 教授 (70275197)
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研究協力者 |
島崎 千尋 地域医療機能推進機構京都鞍馬口医療センター, 院長
高田 哲也 京都薬科大学, 薬学部, 大学院生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | 多発性骨髄腫 / がん幹細胞 / 骨髄微小環境 / 低酸素環境 / TGF-β |
研究成果の概要 |
近年の造血幹細胞移植術の進歩や新規薬剤の登場によっても、多発性骨髄腫 (MM)は治癒を望める症例はごく一部に限られ、その原因の一つとしてMM細胞を供給する幹細胞が残存することが推察されている。申請者はそのMM幹細胞の性状解析を続け、さらなる新たな知見を得た。MMにおける幹細胞性の維持にはTGF-β/Smadシグナルが重要で、そのシグナルを遮断することで幹細胞性が減弱することがclonogenic replating assayで明らかとなった。このことからTGF-β/SmadシグナルがMM幹細胞の治療標的の一つとなることが示唆された。
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自由記述の分野 |
血液内科
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