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2016 年度 研究成果報告書

M2マクロファージを用いた移植後慢性GVHDに対する新規細胞治療法の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 26461443
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関三重大学

研究代表者

平山 雅浩  三重大学, 医学系研究科, 教授 (90293795)

連携研究者 豊田 秀実  三重大学, 医学部附属病院, 講師 (60525327)
研究協力者 花木 良  三重大学, 医学部附属病院, 医員 (40780408)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード移植片対宿主病 / マクロファージ / 単球 / 造血細胞移植
研究成果の概要

造血細胞移植後の予後を左右する慢性GVHDの治療法はいまだ確立されていない。我々は以前に慢性GVHDでは主に抗炎症性単球がIL-10を産生し、障害された標的臓器の修復に関与していることを証明した。マクロファージには炎症型M1タイプと抗炎症型のM2タイプが存在する。このM2マクロファージを用いてGVHDの新規治療法の開発を行った。マウス骨髄細胞よりGM-CSFおよびM-CSFのサイトカインで培養することでそれぞれM1およびM2の2種類のマクロファージの誘導を行った。マウスGVHDモデルにおいてM2マクロファージは致死的GVHDを抑制し、生存率向上させた。今後の臨床応用が期待される。

自由記述の分野

造血細胞移植

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公開日: 2018-03-22  

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