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2016 年度 研究成果報告書

Satb1レポーターマウスの作製とリンパ球初期分化の制御機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26461445
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 血液内科学
研究機関大阪大学

研究代表者

土居 由貴子  大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (60722288)

連携研究者 竹田 潤二  大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50163407)
研究協力者 Kohwi-Shigematsu Terumi  University of California San Francisco, Department of Orofacial Sciences
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード造血幹細胞 / リンパ球初期分化 / SATB1
研究成果の概要

造血幹細胞は全ての血液細胞に分化する能力を有し、かつその性質において不均一な細胞集団であるが、その意味については明らかでない。我々は核内クロマチン構造調節蛋白SATB1に注目し、血液細胞限定的なSATB1欠損マウス、SATB1のレポーターマウスをそれぞれ作製し、SATB1が造血幹細胞の性質にどのように関わるのかを解析した。その結果、SATB1発現量の十分でない造血幹細胞は正常な機能を発揮できず、個々の造血幹細胞のSATB1発現量はリンパ球分化能力と密接に関連し自己複製により相互に入れ替わることが判明した。これによりSATB1発現量の違いが造血幹細胞の多様性の維持に関与していることが示された。

自由記述の分野

血液内科学

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公開日: 2018-03-22  

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