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2016 年度 研究成果報告書

ユビキチン化修飾系を治療標的とする膠原病の新規治療法の可能性について

研究課題

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研究課題/領域番号 26461468
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 膠原病・アレルギー内科学
研究機関横浜市立大学

研究代表者

吉見 竜介  横浜市立大学, 附属病院, 助教 (70585265)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード膠原病学
研究成果の概要

いくつかの膠原病疾患ではI型インターフェロン(IFN)誘導遺伝子群の発現亢進が認められる.本研究では,膠原病患者の末梢血単核球を用いてI型IFN産生におけるTRIM蛋白の役割を調べた.その結果,SLE群では健常者群と比較してTRIM21の発現亢進を認めたが,その基質でありI型IFNの産生を促進するIRF蛋白群のプロテアソームでの分解は抑制されていた.一方,TRIM27の発現はSLEで低下しており,その基質でありI型IFNの産生を促進するTBK1蛋白の発現は亢進していた.以上から,TRIMファミリーによる翻訳後蛋白修飾の変化がSLEにおけるI型IFN産生亢進に関与していることが示唆された.

自由記述の分野

医歯薬学

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公開日: 2018-03-22  

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