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2016 年度 研究成果報告書

ベーチェット病におけるM2マクロファージ機能不全とその修復による治療戦略

研究課題

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研究課題/領域番号 26461469
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 膠原病・アレルギー内科学
研究機関日本医科大学 (2015-2016)
横浜市立大学 (2014)

研究代表者

岳野 光洋  日本医科大学, 医学部, 准教授 (50236494)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードベーチェット病 / M1マクロファージ / M2マクロファージ / IL-10 / CCR2
研究成果の概要

本研究ではベーチェット病(B病)のHO-1発現低下、遺伝的なIL-10産生低下より、抗炎症性M2マクロファージの機能不全がB病炎症病態の本質であるとの仮説を立てた。末梢血単球からGM-CSFおよびM-CSFにより分化誘導したM1、M2細胞において、M2細胞はHO-1、IL-10に加え、B病疾患感受性遺伝子であるCCR1を発現し、MIP-1aに対して高い遊走能を示した。このことはB病のマクロファージ機能異常がM2細胞機能不全に集約されることを示している。また、M1細胞はM-CSF添加によりIL-10産生などのM2形質を獲得することから、その形質転換がB病治療戦略となる可能性が示唆された

自由記述の分野

臨床リウマチ学

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公開日: 2018-03-22  

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