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2016 年度 研究成果報告書

結核菌感染に対するマクロファージの初期感染防御機構における転写因子MafBの役割

研究課題

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研究課題/領域番号 26461498
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 感染症内科学
研究機関山形大学

研究代表者

阿部 修一  山形大学, 医学部, 非常勤講師 (40400543)

連携研究者 柴田 陽光  山形大学, 医学部, 講師 (60333978)
木村 友美  山形大学, 医学部, 医員 (50536935)
研究協力者 根本 貴子  
佐藤 正道  
佐藤 建人  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードMafB / マクロファージ / 貧食能 / Fcgr3
研究成果の概要

肺胞マクロファージは結核に対する局所での感染免疫において重要な役割を担っており,Fcレセプターなどの細胞表面受容体を介して結核菌を細胞内に取り込む。マクロファージ細胞株RAW264.7において転写因子MafB遺伝子発現をshRNAにより抑制したところ,コントロール細胞株に比べて貪食能が低下した。また,MafBの抑制によりFcレセプターを構成するFcgr3の発現はコントロールと比べて有意に低下した。そこで,MafB抑制細胞にFcgr3を強制発現させると貪食能が回復した。すなわち,MafBは細胞表面のFcgr3発現を誘導することで,マクロファージの貪食能を制御していることが証明された。

自由記述の分野

感染症内科学

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公開日: 2018-03-22  

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