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2016 年度 研究成果報告書

ダウン症候群関連急性リンパ性白血病の発症機構の解明と新規分子標的の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 26461560
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関弘前大学

研究代表者

照井 君典  弘前大学, 医学研究科, 准教授 (00333740)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードダウン症候群 / 急性リンパ性白血病 / レセプターチロシンキナーゼ / RAS / CRLF2 / JAK / 分子標的治療 / エピゲノム
研究成果の概要

ダウン症候群の急性リンパ性白血病(DS-ALL)の発症機構を解明し新規分子標的を同定するために本研究を行い、以下の成果を得た。
1.本邦のDS-ALLの約40%にレセプターチロシンキナーゼ(RTK)-RAS経路、約20%にCRLF2-JAK経路の遺伝子異常が認められ、両者は相互排他的であった。RTK-RAS経路とCRLF2-JAK経路は分子標的治療の有力な候補と考えられた。
2.エピゲノム制御因子の遺伝子変異は、RTK-RAS経路の変異もCRLF2-JAK経路の変異も持たない症例の約半数に認められた。これらの症例にはエピジェネティック治療薬が有用である可能性が示唆された。

自由記述の分野

小児科学

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公開日: 2018-03-22  

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