研究課題/領域番号 |
26461572
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
畢 袖晴 金沢大学, 医学系, 助教 (50565413)
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連携研究者 |
石崎 有澄美 金沢大学, 医学系, 助教 (30456420)
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研究協力者 |
Khu Thi Khan Dung ベトナム・ハノイ市国立小児病院, 副院長
Pham Nhat An ベトナム・ハノイ市国立小児病院, 感染症科, 科長
Nguyen Van Lam ベトナム・ハノイ市国立小児病院, 感染症科, 副科長
Phung Thi Bich Thuy ベトナム・ハノイ市国立小児病院, 分子生化学検査室, 室長
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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キーワード | HIV / 抗HIV療法 / 免疫状態 |
研究成果の概要 |
本研究では、ベトナムのヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染小児において、抗HIV療法(ART)が小児の免疫活性化、Th1/Th2/Th17/Tregのバランスに及ぼす影響を横断的並びに経時的に調べた。 横断的調査では、ART導入後、CD4細胞数、Th2/Th17/Treg細胞数、およびCD4/CD8比は徐々に上昇し、正常化までに4.8-8.3年を要したが、Th17細胞数とCD8細胞の活性化状態は1年以内に正常化した。経時的調査でARTによる早期(1年以内)のTh1細胞数とCD8細胞活性化状態の正常化が確認された。また、CD4/CD8比はARTモニタリングに有用なマーカーであることが示唆された。
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自由記述の分野 |
ウイルス学・免疫学
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