(1) 上衣腫13検体のSNP array解析では、1q gain、 2q gain、5q lossが、それぞれ46%、31%、15%で認めた。(2) SNP arrayで確認できたcopy number variationのうち、1例の5q loss以外、FISF法で上記3種類のCNVが確認できた。(3) SNP arrayで確認できた、1q gain、2q gain、5q lossと上衣腫の予後との相関は明らかではなかった。また、nestin、tenasin-C、NELL2、LAMA2、KIF27の免疫染色の結果と上衣腫の予後との相関は明らかではなかった。
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