研究課題
基盤研究(C)
世界的に日本での報告例が多いインフルエンザ脳症、ヒトヘルペスウイルス6型(HHV-6)脳症について、生体内の約3,000種の低分子代謝物質を網羅的に解析するメタボローム解析を応用し、病態解明・バイオマーカーの探索を試みた。血清検体を用いたメタボローム解析からキヌレニンとキノリン酸がバイオマーカー候補と考えられた。組織モデルでの検討から、キノリン酸は血液脳関門における透過性亢進を引き起こすことが示唆された。
小児感染症