研究課題
基盤研究(C)
マウス脂肪由来間葉系細胞を用い作成した人工骨髄が、免疫不全マウスであるNODマウスの皮下で、造血細胞の長期維持が可能であること確認し骨髄ニッチを提供する能力を有することを示した。また、脂肪由来間葉系幹細胞の抗炎症効果の確認のため冠動脈血管炎モデルマウスを用いて検証したところ、炎症性サイトカインの抑制や血管炎の面積の減少など抗炎症効果や免疫調節機能があることが確認できており、今後の骨髄再構築の機序の解明に役立つデターが得られている。
小児血液