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2016 年度 研究成果報告書

川崎病病態形成における免疫抑制性受容体LILRBの役割の検討と治療への応用

研究課題

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研究課題/領域番号 26461597
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関独立行政法人国立病院機構(仙台医療センター臨床研究部)

研究代表者

久間木 悟  独立行政法人国立病院機構(仙台医療センター臨床研究部), その他部局等, 部長 (20311566)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード川崎病 / 免疫抑制性受容体 / LILRB4 / 免疫グロブリン大量療法 / plasmablast
研究成果の概要

川崎病は幼少児期に発症する原因不明の血管炎で、免疫グロブリン大量療法(IVIG)が有効である。本研究では川崎病患者におけるB細胞分画と各細胞表面上の免疫抑制性受容体LILRBの発現パターンについて解析を行った。その結果、川崎病患者ではmemory B細胞の割合が増加していた。また、plasmablastの割合も急性期に有意に上昇していたが、IVIG後は正常化した。これらのことから川崎病の病態形成には獲得免疫が関与していることが示唆された。また、川崎病の急性期にはplasmablast上のLILRB4発現が亢進しており、川崎病の病態形成に重要な役割を果たしている可能性が示唆された。

自由記述の分野

小児科

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公開日: 2018-03-22  

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