現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
項目1に関して、神経芽腫細胞においてBMCC1がE2F1により発現制御を受けることを明らかにしつつあり、その成果については、今後学会報告および論文報告を予定している。 項目2に関連して、BMCC1による神経芽腫および上皮由来がん細胞の細胞死促進メカニズムの一端を明らかにし、その成果についてはCell Death Dis.誌に報告した。[BMCC1, which is an interacting partner of BCL2, attenuates AKT activity, accompanied by apoptosis.: Tatsumi Y, Takano R, Islam MS, Yokochi T, Itami M, Nakamura Y, Nakagawara A, 2015] 以上の状況から、神経芽腫の予後におけるBMCC1の役割を、おおむね順調に明らかにしつつある。
|