研究成果の概要 |
本研究では、神経芽腫の予後良好性に関連する鍵分子のBMCC1に着目し、神経芽腫の自然退縮及び悪性化防止メカニズムの解明を目指した。まず、E2F1によるBMCC1の転写レベルでの発現制御を明らかにした。さらに、BMCC1による細胞死促進機構と、その発現低下が神経芽腫の悪性化に繋がる機構の一端を解明した。これら成果は、国内外の各種学会で発表し、また学術論文(Tatsumi et al., CDDIS, 2015; Islam and Tatsumi et al., BBRC, 2016)として報告した。
|