研究成果の概要 |
マウス骨髄細胞からpsolaren と紫外線(UVA)を用いて、制御性樹状細胞(PUVA-DC)を作製する技術を開発した。In vitroの解析ではMHC 非依存性にT リンパ球に対し抑制作用を示し、細胞間接着およびIDO増加による免疫寛容誘導が示唆された。しかしIDO阻害物質下におけるリンパ球混合培養では免疫抑制作用は解除されなかった。マウスGVHDモデルでPUVA-DC(Host,Donor,Third-party)を輸注したがGVHD抑制作用は認めなかった。生体内での生着・生存が不十分であることが考えられ、生体内投与後においても生存するPUVA-DC作成を探索する研究へと繋がった。
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