• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2016 年度 研究成果報告書

肺動脈性高血圧症の進展を抑制する細胞内カルシウムシグナルの解明

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 26461619
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 小児科学
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

内田 敬子  慶應義塾大学, 保健管理センター(日吉), 講師 (50286522)

連携研究者 山岸 敬幸  慶應義塾大学, 医学部小児科, 教授 (40255500)
研究協力者 御子柴 克彦  
柴田 映道  
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードCalcium Signal / Pulmonary Hypertension
研究成果の概要

長期低酸素暴露による肺高血圧症の程度を野生型と2型イノシトール三リン酸受容体(IP3R2)ノックアウト(KO)マウスで比較したところ、心エコーによる右心機能、右心室の相対的重量による右室肥大、肺組織切片における肺動脈中膜肥厚の全てにおいて、KOマウスでは肺高血圧症が増悪していた。
IP3R2は肺内では肺動脈平滑筋に特異的に発現しており、肺動脈平滑筋のアポトーシス抵抗性が亢進し、カルシウム流入分子の一つであるTRPc4の発現が上昇していた。さらに、単離肺動脈平滑筋細胞初代培養において、ストア感受性Ca2+流入活性が亢進しており、肺動脈性肺高血圧を増悪させている主な原因経路の一つと考えられた。

自由記述の分野

pediatric cardiology

URL: 

公開日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi