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2016 年度 研究成果報告書

母体由来タウリン低下による大脳新皮質神経幹細胞の性質制御の攪乱とその機構の解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26461629
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 胎児・新生児医学
研究機関福井大学

研究代表者

栃谷 史郎  福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命助教 (90418591)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードタウリン / 神経発生 / 神経前駆細胞 / 層特異的神経細胞 / 胎盤 / 母体由来栄養 / 神経発達障害 / GABAA受容体
研究成果の概要

ヒトを含む哺乳類の胎児はタウリン合成能を殆ど持たず、母親から胎盤を介して与えられるタウリンに依存している。本研究においては胎児が低タウリン環境にさらされた場合に、脳発達がどのような影響を受けるかについて、特に脳の神経細胞を生みだす神経前駆細胞の性質制御の観点からマウスを用いて検討した。低タウリン状態では、神経前駆細胞が神経細胞を生みだす時期の遅延や生みだされる神経細胞種の変化が観察された。タウリンの受容体を胎児期に阻害すると、行動の変化が観察され、妊娠期低タウリン環境が仔の脳発達を阻害することが示された。

自由記述の分野

神経科学

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公開日: 2018-03-22  

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