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2016 年度 研究成果報告書

ヒトiPS細胞膵臓分化系を用いた生活習慣病胎児期起源説の検証

研究課題

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研究課題/領域番号 26461638
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 胎児・新生児医学
研究機関東京工業大学

研究代表者

白木 伸明  東京工業大学, 生命理工学院, 准教授 (70448520)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードDOHaD / Barker説 / 生活習慣病胎児期発症説 / iPS / アミノ酸
研究成果の概要

生活習慣病胎児期発症説は疫学・動物実験により研究が行われているが、ヒトにおいて妊娠時の低栄養が胎児臓器の発生分化にどのように関与するかを実験的に評価することは困難である。そこで、本研究ではヒトiPS細胞の膵臓分化誘導系を用いて、細胞に対して単一アミノ酸除去培地による低栄養負荷を与え、その後の細胞の機能を評価した。検討の結果、分化の特定の段階である種のアミノ酸を除去することにより、その後のインスリン陽性細胞数が低下することを見出した。げっ歯類を用いた研究で胎仔期の低栄養による出生後の膵臓β細胞数減少が報告されており、iPS細胞分化系はBarker説の検証に有用であることが示された。

自由記述の分野

幹細胞制御学

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公開日: 2018-03-22  

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