研究課題
基盤研究(C)
本研究は、乾癬の皮膚病変を誘導可能なモデルマウスを用いて、炎症性皮膚疾患におけるケラチノサイトのエピジェネティクス変化の病変形成における意義を検討する事を目指した。Imiquimod塗布乾癬皮膚病変モデルマウスにおいてクロマチン修飾に影響を及ぼす様々な薬剤をモデルマウス系に投与し症状の変化を検討する、リバースケミカルゲノミクス的な方法論を取る事とした。病態の形成を促進するヒストン脱メチル化酵素阻害剤と抑制するリン酸化酵素阻害剤を新たに同定した。
皮膚科学