研究成果の概要 |
円形脱毛症モデルマウスであるC3H/HeJ mouseを用いて解析した。まず円形脱毛症を発症したマウスのリンパ節よりリンパ球を採取し、IL-2, IL-7, IL-15で刺激したうえで、6~8週令のメスC3H/HeJマウスに皮内注射をした。1ヶ月程度で発症してくるため、そのマウスについて解析を行った。病変部ではpDCの数は多くないが、その周辺ではpDCsの頻度が高かった。また、とくにIFN-aを発現しているpDCsの数が有意に多かった。またpDCs の走化性因子であるケメリン発現もみられた。脾臓からのpDCsでも円形脱毛症を誘導できた。
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