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2016 年度 研究成果報告書

悪性黒色腫における脈管増殖因子の発現と臨床予後の多施設共同による疫学的解析

研究課題

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研究課題/領域番号 26461697
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 皮膚科学
研究機関琉球大学

研究代表者

苅谷 嘉之  琉球大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (70431559)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード悪性黒色腫 / 皮膚腫瘍 / 血行転移 / リンパ行転移 / 脈管増殖因子 / 予後
研究成果の概要

本研究では悪性黒色腫の病理組織検体を用い各種脈管増殖因子群の発現を免疫染色により網羅的に解析し、臨床予後、他臓器転移などの多様な臨床情報を統計学的な解析をおこなった。HGF(肝細胞増殖因子)の発現と遠隔転移の有無に強い相関があることを見出した。悪性黒色腫患者の中で、遠隔転移群の原発巣では、非遠隔転移群と比較しHGFの発現が低い傾向が見られた。HGFはこれまでに、他の癌腫においても癌細胞の浸潤や転移などに大きく関与するタンパクであることが知られている。悪性黒色腫においても、遠隔転移に関連していると考えられ、予後予測因子、治療標的分子になりえる可能性が示唆された。

自由記述の分野

皮膚科学

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公開日: 2018-03-22  

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