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2016 年度 研究成果報告書

回復するうつ病治療:治癒阻害因子から解明する脳神経回路網修復促進ストラテジー

研究課題

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研究課題/領域番号 26461723
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

橋本 恵理  札幌医科大学, 医学部, 准教授 (30301401)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード神経科学 / 脳・神経 / 精神疾患 / うつ病 / 抗うつ薬 / BDNF / アルコール / 難治性うつ病
研究成果の概要

若年期コルチコステロン処置と胎生期アルコール曝露の二重ストレスによる難治性うつ病モデル動物を作製し、抗うつ薬の効果と血清BDNFレベルの変化を検討した。エスシタロプラム投与によるうつ病様行動改善時には、血清BDNFの低下が認められた。また、飲酒問題を有するうつ病患者群では抗うつ薬治療による抑うつ症状の改善度が低いことが確認され、アルコールが治癒阻害因子として働くことが示唆された。更に、培養アストロサイトモデルであるC6細胞の生存/増殖率の低下がリゾホスファチジン酸受容体を介していることを示し、リゾホスファチジン酸がアストロサイトを介した脳回路網修復に重要な役割を果たすことが示唆された。

自由記述の分野

生物学的精神医学

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公開日: 2018-03-22  

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