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2015 年度 実施状況報告書

神経ネットワークに着目した電気けいれん療法の作用機序の解明-脳波の非線形解析-

研究課題

研究課題/領域番号 26461740
研究機関福井大学

研究代表者

岡崎 玲子  福井大学, 医学部附属病院, 助教 (90647778)

研究分担者 高橋 哲也  金沢大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任准教授 (00377459)
上野 幹二  福井大学, 医学部, 助教 (50600152)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード電機けいれん療法 / 神経ネットワーク / 脳波 / 非線形解析 / マルチスケールエントロピー解析 / 自閉症スペクトラム障害 / 強迫性障害
研究実績の概要

本研究では、うつ病患者や自閉症スペクトラム症(ASD)における電機けいれん療法による脳波変化を、マルチスケールエントロピー解析を用いて評価し、臨床症状変化との関連性を検討している。
これまで、電機けいれん療法により脳波の高周波数帯域における複雑性が低下し、ASDにおいては、低周波数帯域における複雑性の上昇が認められている。
本年度はこれらの結果をまとめ、国際学会である World Psychiatric Association International Congress(WPAIC)にてシンポジウムを開催しこれまで成果を発表した。また情報提供や意見交換を幅広く進めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

2: おおむね順調に進展している

理由

被験者数は十分でないが、一定の結果は得られている。

今後の研究の推進方策

健常被験者数を増やし比較検討する。また、同じ疾患群にける脳波との比較を行い、結果を学術誌に投稿する。

次年度使用額が生じた理由

被験者が十分でなかったことや、またデータ解析は現在も行っているが、解析ソフトの購入や協力者への謝金が遅れているため。

次年度使用額の使用計画

被験者への謝金、研究データの収集、解析への人件費、データ管理に用いる物品費、情報収集、成果発表、論文発表の経費として活用する。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2015

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Assessment of neurophysiological changes with ECT in mental disorders using nonlinear approach2015

    • 著者名/発表者名
      Ryoko Okazaki
    • 学会等名
      World Psychiatric Association International Congress 2015
    • 発表場所
      台北
    • 年月日
      2015-11-18 – 2015-11-22
    • 国際学会

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公開日: 2017-01-06  

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