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2016 年度 研究成果報告書

認知症におけるアパシーの神経基盤に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26461750
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 精神神経科学
研究機関大阪大学 (2016)
熊本大学 (2014-2015)

研究代表者

池田 学  大阪大学, 医学系研究科, 教授 (60284395)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードアパシー / 神経基盤 / 前頭側頭型認知症 / 意味性認知症 / アルツハイマー病 / MRI / SPECT
研究成果の概要

1500名以上の4大認知症、すなわち、アルツハイマー病(AD)、レビー小体型認知症(DLB)、血管性認知症(VaD)、前頭側頭葉変性症(FTLD)におけるアパシー(意欲低下)を客観的な評価尺度NPIを用いて評価した。その結果、アパシーはAD、DLB、VaDでは、認知症の進行に伴い重度化し、ほぼすべての重症度で最も高頻度に見られる精神症状であった。一方、FTLDでは、認知症の重症度に関わりなく、ごく初期や進行期で最も頻度の高い精神症状であった。このように、アパシーは認知症の原因疾患に関係なく極めて頻度の高い、治療標的となる重要な精神症状であることを明らかにした。

自由記述の分野

老年精神医学

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公開日: 2018-03-22  

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