研究課題
基盤研究(C)
術前の大腸癌症例に対して320列マルチスライスCTを用いてCTコロノグラフィーを行い、大腸癌の仮想注腸画像を用いた側面変形の定量的評価を行い、大腸癌の深達度診断におけるその有用性についての検討を行った。結果として、早期大腸癌、すなわち粘膜内癌と粘膜下層癌との鑑別において、側面変形の定量的評価は従来の定性的評価に比して正診率の向上が得られ、治療方針決定の一助となることが分かった。
放射線科学