28例の登録を行ったが画質不良や臨床データ不足のため十分な解析が行えたのは10例であった。再発が認められなかった6例の治療前D値は0.640±0.168 mm2/s、再発が認められた4例の治療前D値は0.921±0.204 mm2/sであり両者に有意差(p<0.05)を認めた。治療開始後早期(10Gy)時点でのD値の上昇率((D10Gy/Dpre)-1)は、再発無し群では0.350±0.533に対し、再発群では-0.04±0.174と値に差はあったが統計学上有意差は認められなかった(p=0.28)。IVIMイメージングから計算されるFおよびD*はデータのバラツキが大きく解析は行わなかった。
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