研究成果の概要 |
CT被ばく線量webシステムWAZA-ARIv2の開発を行った。日本原子力研究開発機構の開発した日本人成人男女の様々な体格(痩せ型、肥満型など)およびフロリダ大学の開発した若年層の乳児や小児等(0,1,5,10,15歳)の数学的ファントムを格納し、被ばく線量推定を可能とした。本システムは輸送コードシステムPHITSを使用して計算された線量係数データセットを参照してユーザの要求に応じて組織線量を計算する。これらの数学的ファントムはアジア人体型であるので、WAZA-ARIv2はアジア諸国の患者被ばく線量評価に適している。本研究課題内にて80列以上の多列化CT装置のデータベースを実装した。
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