研究課題
心疾患には様々な画像診断が使用されるが、多くの画像モダリティーを統合して、新しい診断技術開発を行うために3つの研究課題にそれぞれ検討をおこなった。研究目的の一つである「短時間心筋SPECT/CTによる新しい診断技術の開発」については、附属病院患者で虚血性心疾患またはその疑い患者に対する診断技術の結果がAnnals of Nuclear Medicineにおいて出版した。内容を米国核医学会において発表した。研究目的の2つめであるリスク層別化研究は、位相解析を行って左室収縮同期不全を評価について日本心臓病学会シンポジウムにおいて発表した。核医学技術の標準化について日本核医学会シンポジウムで発表した。標準化の総説をAnnals of Nuclear Cardiologyに出版した。リスク層別化に関して多施設データをまとめCirculation Journalに報告した。心筋症患者のリスク層別化研究を行った。3つめの目的である「N-13アンモニアによるリスク層別化研究」では、アンモニア合成装置を使用するために合成装置を用いてN-13アンモニアを合成可能を確認した。TOF(time of flight)技術の検討を行う予定である。2015年度において研究代表者はSPECT/CT複合機で短時間撮影心臓核医学検査から得られる生理学的情報の臨床的意義を検討し、虚血性心疾患の新しい診断技術を開発のために意義のある報告を行った。
2: おおむね順調に進展している
概ね順調に研究が進行し、リスク層別化研究、および心臓核医学の新技術開発に関しては一定の成果を得られた。概ね順調に進展している。
本年度は、現在までで得られたデータを検討し、解析した後、学術集会において発表し、英文にて報告する。、アンモニア合成装置を使用するために合成装置を用いてN-13アンモニアを合成を確認した。TOF(time of flight)を用いた新たな技術開発のためのファントム実験を行う予定である。
すべて 2017 2016 2015
すべて 雑誌論文 (16件) (うち国際共著 3件、 査読あり 11件、 謝辞記載あり 4件、 オープンアクセス 8件) 学会発表 (23件) (うち国際学会 8件、 招待講演 2件)
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