「短時間心筋SPECT/CTによる新しい診断技術の開発」については、虚血性心疾患またはその疑い症例に対して、低エネルギー性コリメータとSMARTZOOMコリメータを用いて心筋血流検査を行った。IQ-SPECTシステム短時間撮影による撮影で得られた解析の有用性が示された。「左室位相解析によるリスク層別化」は、位相解析を行って左室同期不全の指標を計測し、位相解析指標の規定因子についての解析が臨床応用できる。「N-13アンモニアによるリスク層別化研究」では、アンモニア合成装置を用いて、N-13アンモニアを合成し、TOF技術による虚血性心疾患の新しい診断技術が利用可能となる。
|