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2016 年度 研究成果報告書

遅発性活性酸素が関与する放射線抵抗性獲得機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 26461863
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 放射線科学
研究機関大分大学

研究代表者

菓子野 元郎  大分大学, 医学部, 准教授 (00437287)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワードgultamate metabolism / oxidative stress / radiosensitivity
研究成果の概要

細胞培養環境における培地成分の中で、グルタミン酸代謝経路に関わる因子が放射線感受性亢進につながることを明らかにした。4日間培養後の培養上清処理による放射線感受性亢進は、数種のヒトがん細胞株で確認できたが、正常細胞では見られなかったため、がん細胞特異的である可能性が高い。機構として、グルタミン酸経路の抑制によるグルタチオン合成の低下、それにともなう酸化度の増加が確認できた。この結果は、グルタミン酸代謝経路が放射線治療におけるがん殺傷作用の効果的標的となりうることを示唆している。

自由記述の分野

Radiation biology

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公開日: 2018-03-22  

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