研究課題
基盤研究(C)
前立腺肥大症への応用が期待される凍結療法の基礎的研究を行った。全身麻酔下に雄ビーグル犬成犬を開腹、直視下に前立腺に凍結端子を穿刺し凍結療法を行った。凍結前後にMRIを撮像し、前立腺容積の変化や凍結療法後の病理組織学的変化を検討した。前立腺に対する凍結療法は、前立腺組織に強い出血壊死を引き起こすごとが判明した。また、凍結領域に尿道が接していた場合には病理組織学的に尿道上皮の脱落が見られたが、術後のMRIで尿道損傷を評価することは不可能であった。
IVR 腹部画像診断