子宮頸癌に対する3次元画像誘導小線源治療法の線量容積ヒストグラムパラメータを解析した。放射線治療は、標準的な本邦の治療スケジュールを用いた。5年局所制御率は、96%、91%、94%と大きさに関わらず良好な制御が得られていた。高リスクCTVのD90が60GyEQD2超は90%、直腸のD2ccが75GyEQD2未満は99%、膀胱のD2ccが90GyEQD2未満は93%と、一定の指標が確認できた。高リスクCTVの輪郭描出コンセンサスを作成するとともに、現在は多施設前向き研究にて本治療の有効性と安全性を評価している。
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