1)肺機能画像:本研究の目的は肺機能画像と放射線肺臓炎の線量分布解析との相関を前向きに検証することである。Grade 3以上の放射線肺臓炎は、全肺に対する機能肺の割合が低い症例ほど、機能肺に対して照射された肺線量が低値でも発生し、機能肺の割合と放射線肺臓炎の発生に有意な相関を認めた。2)肝機能画像:EOB-MRIより描出した肝機能画像を肝定位照射を施行した20例の治療計画画像に融合し、機能肝を避ける計画をIMRTを用いて行った。機能肝を融合せずに行った計画と比較して、機能肝を避ける計画の方が、肝線量の有意な低下を認めた。
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