我々は、rotational Volumetric Arc Therapy(回転VMAT)をおこなう治療計画方法を提案し、照射効率の向上、照射時間の短縮による安全で患者の負担の少ない治療の研究、すなわち更なる治療効果の向上を目指して,VMATやトモセラピーを超えた新しい照射法、CT型でマルチリーフコリメータを装備する装置の特徴を最大限に生かす照射方法の開発を行ってきた。Geant4ベースにてモンテカルロシミュレーション開発を行った。実測を再現し、リーフ間の漏れ線量も見積もり可能、DICOM対応とした。IMRT最適化問題、MLC制御アルゴリズム、最短経路選択問題、フレームワーク開発を検討した。
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