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2016 年度 研究成果報告書

肝癌の治療標的探索を目的とした線維化関連間質細胞の基礎研究

研究課題

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研究課題/領域番号 26461909
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関京都大学

研究代表者

祝迫 惠子  京都大学, 医学研究科, 特定講師 (70625300)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
キーワード線維化 / 肝癌 / 胆管細胞癌
研究成果の概要

肝癌では、様々な線維化が共存し、癌の進展をサポートしていると考えられている。本研究では、線維化を構成する癌細胞以外の細胞をを解析することにより、肝癌の新たな治療戦略を見出すことを目標とした。従来の臨床検体を用いた解析は、「癌部」と「非癌部」を肉眼的に識別して、バルクで検討を行う。しかし、「癌部」組織を顕微鏡でみると腫瘍間質の線維増生と線維芽細胞や免疫細胞の浸潤が著しい。そこで、腫瘍間質を分取して遺伝子解析発現を行ったところ、胆管細胞癌の間質には線維化関連遺伝子や免疫細胞のマーカー遺伝子が高発現することがわかった。胆管細胞癌の腫瘍間質に存在する細胞が治療標的となる可能性があると考えられた。

自由記述の分野

外科学一般

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公開日: 2018-03-22  

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