研究課題
基盤研究(C)
本研究では、甲状腺癌に対するパクリタキセルの効果予測因子を確立することと、エピジェネティクス分野における予後予測ならびに治療標的の確立を目的とした。パクリタキセルの効果予測因子の確立は困難であったが、ヒストン修飾酵素EZH2は甲状腺癌の悪性度やKi67の発現と相関しており、甲状腺低分化癌では遠隔転移とともに独立した予後予測因子であることが判明した。現在、EZH2をターゲットとした新たな治療法の確立を目指している。
乳腺内分泌外科学