研究課題
基盤研究(C)
定量位相顕微鏡は細胞を染色することなく、数nmの高い分解能で観察することができる。健常人白血球、4種類の消化器癌細胞株を定量位相顕微鏡で観察し、得られた画像から特徴量を抽出して画像認識システムへ学習させ、白血球を識別するためのアルゴリズムを作成した。これを用いて白血球を癌細胞株から選別できるか検討しROC曲線を作成すると、AUC=0.99と高い精度で選別することができた。定量位相顕微鏡での撮影は当初は静止状態で行っていたが、現在は細胞を流しながら撮影することが可能となった。
消化器外科